“心からとけだした黒い湖へと流されていくだけ”

14日目の弁当箱

・雑穀米
・鯖みりん焼 ・高野豆腐とにんじんの炊き合わせ
・ふきの青煮 ・ミニトマト

本日の屋島

患者さんを前にして「さすりましょうか…」としか言えないときがある。あるいはそれは絶句に近いような気がした。そしてそれすら、何の役にもたたないで、目の前をさらさらと流れ落ちていくときがある。

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何かをそれについて書こうとして、過剰な虚無感とか徒労感にふととりつかれることがある。なにかを書くことが、カラカラと情けない音をたてるような。それがこの映画をみて書ける精一杯のところ。ベースにされた実話があるからかもしれない(そして、実話と映画の間には監督というでかい濾過装置が存在する)。賞をとった主人公の目も印象的だけど、四人兄弟の下二人が迫真だ。

おやすみブレンド：カモミールティー

herb:Chamomile