雨があがるように死んでゆこう

それからのこと

最愛の愛猫の死から、10日が経ちました。

朝晩ミルクを温めては小さな器に入れてやり、数時間後に冷えたそれを捨てる日々が、たゆみなく、怠りなく、続いています。
時折あわだつ痛みはあれど、概ねしずかに暮らしている。

彼女と暮らした渦中にあるとき、文章を書いたりする余裕がなかった。
悲しみの渦中にあるいまは、文章を書くしか術がなくなった。


ねえ さざまる
もう 出かけてしまったか
もう この部屋には居ないのか

残りのこと

細い雨が降る7時過ぎに家を出て、学会へ向かう。
徳島までおよそ2時間のぼんやりドライブ玲
先輩に脅された鵜の田尾トンネルも、何事もなく通り過ぎた。


おそらく今年度最後になるであろう学会発表でした。
誘ってくださった神経内科のDrに感謝です。