よくできた腕時計ではかるもんじゃない

今日一日が、例えば何点だったか、例えば星いくついただけるか、気を抜けばそんな生活のはかりかたをしてしまいそうな寒い日だ。

そんな寂しいことはするまい。
いくつもの波を越えるにあたり、一波一波精一杯であれ。その波の高さを誇るまい。


私の上司たちは、昼ご飯のとき患者さんの話をする。場は、限りなく深刻にも限りなく明るくもなる。いい先輩たちに恵まれたと思っている。あれが讃岐女の人情味だろうと尊敬している。


仕事を終え、急いでマリンライナーに飛び込む。高松発の夜行は全席完売だったので、今日は岡山市内から夜行の旅だ。このぼやけた視力で、知らない街を行くのはいいね。また、昔みたいに安旅にも出ようか。


親切な友人Aの計らいで、明日は朝から博多のネットカフェにこもらなくても良さそうだ。
夜行バスの隣の席の兄さんが、親切だ。軽くていいコートを着てる。
知らない街からの乗車に怯んで、夕飯買いそびれた。せめてりんごジュースでも買えばよかった。
夜行バスで歌を持参し忘れたのは初めてだ。カーテンをちょっとめくって窓の外の光を見ながらB'z聞くのがいいのにね。



とりあえず、バスがサービスエリアに止まったらなにか買おう。


たびだ。

久しぶりだ。

今も、旅のなかに朝が来ることを待ちはしない。


本日のおやすみドリンク:クノールコーンスープ(BigCup)

深夜のサービスエリアの自動販売機で、小栗旬に買わされた…。