広島 後悔しながら次の日が来ても真一文字に晴れた朝
実家で眠ると、「許された」夢を見る。
起きたくはないけれど、そこは私の住む世界ではない。
春の散歩道には 黄色い花冠が〜♪
今日もまた、母と共に犬たちの散歩道へと繰り出す。
オーライ!私たちの道は続く♪
あの向こうの丘に見える三角の屋敷が我が実家。
実家にいてすべきことは、勉強でもインターネットでも読書でもない。
天気の話をしよう。
四国の話をしよう。
手の指の強張りの原因について、話をしよう。
猫の話もしよう。
なんとか方法を、見つけよう。
紋↓
うちの姫さまは、産まれたときから片方の眼がない。
長く長く、生きてる。
夜、父母と高松までナイトドライブ。母はお気に入りの山のかたちが見えないから退屈していたけど、福山から倉敷まで道が延々と降っていることを発見したらしかった。父は高松に入るとき左右に連続する白い光が並んでいるのが宇宙道路みたいで好きだという。ふたりはうどんを食べて、うちには上がらず帰っていった。湿度の高い道に残り、フィットに手を振る。