泡の内から空をみる12

高松デイズ

ちゃんと雨が降るのね。予め伝えられた通りに、びしゃびしゃと音をたてて梅雨が訪れた。
会期が今日までなので、何が何でもと「若冲百家繚乱」を見に早起きして金刀比羅宮へ。

若冲筆の水墨画を見てると、めちゃめちゃユーモアのあるおっさんだったのではないかと思えてきて、つい笑う。鷹の頚のあたりとか。で、『花丸図』を見て、いやいやまさかと思い直す。ひとつひとつの花の絵を画集にしたもの何処にないかな。切実に欲しいな。

ちなみに信じ難いことにだが、丸山応挙は虎を見たことがなかったらしい。かの虎たちは、毛皮と猫から割り出されたものだそう。八方睨の虎がたまらなく好き。
岸岱の『群蝶図』は初めて見た。現代のデジタル世界が追いつこうとしている姿が、なんのてらいもなく静かに高みに置かれている感じがします。鳥のかたちも素敵。

まなびの庭

昼からは高松に戻って、県士会の研修に出席。新人研修もあと一回行けば全程終了!暫定的な長期目標がたった。2014 YOKOHAMAだ!

高松デイズ

帰りにプシプシーナ珈琲へ。念願の『プシ・デ・ニャルソンTシャツ』を注文した。「半袖ありますか…」とおずおず質問した私に、マスターは「この中からどれでも選んでね」と分厚いカタログを差し出す。猫の色や目の色まで細かく指定ができるという感動モノで、見てたら島津多四郎氏の注文メモが出てきた(笑)ちょっとだけ切ない気持ちになりつつ、自分の注文メモを小一時間かけて作成。珈琲はタンザニアのキボをいただきました。漢字で例えるなら寛。美味しい。ちなみにプシデニャルソンは…
・薄いイエローT×黒ねこ×黄緑の目
・ボーダーT×薄ピンクねこ×赤目
・薄ピンクタンク×茶ねこ×紫の目
こんなかんじ♪

夜、職場で手関節装具を完成させて本日のTO DOはほぼ終了。

動き続ける我は愚かなり。でも、いーんだ。

レイトショー『贅沢な骨』

贅沢な骨 [DVD]

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贅沢な映画だなぁ(^^;)
最近、園子温とか山下敦弘とかが好きなせいで、ただただ美しい映像の連続というものを見慣れていない。麻生久美子の顎が美しい。つぐみの肌が美しい。渡辺真起子が出てくるとは…フェイントだ。