鱗の裏にうみを隠して11
週末はつづく
朝方、高松駅からタクシー乗車。「屋島駅方面へ、1700円で行けるとこまで行ってください!」乗車中には選挙の話などして友好関係を築きかけたが、おじさんは1660円地点できっかり止まった。…まあね、プロの仕事っちゃそんなもんですよね。
仕方なく、3Kmほどてくてくと歩いて家に帰った。だんだん朝が強くなって、闇の重さを減らしてゆく。密度が薄くなっていく。
あー。月曜日の朝だ。
本日の屋島
とにかく空気の圧力の高い日だった。両腕を、水を掻くように回しながら進む廊下の上、だ。じとりじとり浮遊感、だ。
ひとりぐらしゆえ
帰宅するなり、風呂に入ってすぐ寝る。入眠推定時刻19:50。ビバおひとりさま。