鬼ごっこをしていた夢の真ん中で15

朋あり 遠方より来る

午前3時ジャスト、ピンポーン!(^^)!30分くらいか…夢と現のあわいをさ迷った。
現側から、友人Mと友人Yが遠慮なしに手を伸ばして夢から引き揚げてくれた。夜中に人が訪ねて来るってな、やっぱりいいな。ちょっと明日の予定たてたり、Y氏を妖精プロデュースしたりしてたら、三人揃って眠くなった(と思う)。仲良く川の字で寝る。

高松デイズ

朝はひとまず、うどん処『しんせい』へ一番乗り。MとYの反応もまずまず。飯蛸は美味しかったみたい。
灼熱の街を横切り、栗林公園へと。栗林公園をネタにあそこまで楽しめる彼らには、正直頭が下がります。栗林公園だけで写真200枚近くになる。私も来園10回目越えにして、初めて掬月亭に足を踏み入れた。『水を掬すれば 月 手にあり』なんて美しい、語の重ねかたか。中でお抹茶なんぞいただいた。
京都で手ぬぐい魂に点火されていたこともあってか、物産館で高松の藍染め職人から藍の手ぬぐい購入。いいなー藍染めって。ほんと綺麗。インディゴとか、ジャパンブルーとかいう名前もいい。真っ青のインディゴブルーのウエディングドレスって、作ったらいくらくらいすんのやろ。予定もないのに、昔から憧れているのでした。
各所で、奴らがあれやこれやと止まるため、60分コースを120分かけて周り、やっと栗林公園脱出。
昼前のフェリー『めおん』で、瀬戸内国際芸術祭開催中の男木島へと移動。一週間前に女木島を訪れてたけど、個人的には男木島のほうが好きだ。今回の展示アートがどうのというより、島そのものとして魅力的。
坂が多くて、港を見下ろす角度が急で、海の見え方がとんでもなく美しい。

そして家々が寄り添うようにして並ぶ。

屋根を見下ろして道を行く。

今回のベストアートは、『おんばファクトリー』かな。島のおばあさんたちが注文した手押し車(おんば)が各アーティストによってプロデュースされてる。おばあさんたちが注文書をA4サイズの紙に書いてるんだけど、そこにはイラストとコメントが好きなように並べられている。「絵は自由に…花でも蝶でも。あるいは七福神」って注文書が良かった。
男木島バーガー食べて、紙芝居(『かわいそうな象』)でボロボロ泣いて、漆の家に行き、パイプで90m先にいる他人と話し、不思議なからくり音の部屋を訪れ、Y氏が急階段を落ち、Mがところてんのおばちゃんに捕まって、写真が400枚近くに上ってきたころ、男木の物語は終了。焼けた〜!

最後は高松駅と『LOWE』でお土産買って、骨付き鳥食べて、MとYの香川訪問は終わり。楽しかったです。
インター入口で並走しながらふたりに手を振り、クリーム色のMRワゴンをバックミラーで見送った。


さよなら!また会いましょう!