雨の庭は黒に染みて

新年 仕事始め

2010年の初仕事をしてきました。


今年も偉大な先輩K氏にはお世話になり続けるのであろう。仕事を始めてからこちらの2年間で、私にとっては一番長い時間を一緒に過ごしているひとだ。旦那さんと子供たちを抱えている彼女にとっては、一番長い時間一緒にいるのは、悲しいかな私ではないのだけれど。


朝から会う人ひとりひとりに新年の挨拶をする。ふかぶかと頭を下げてまわる。

今朝は早めにG氏のところへ。新年の挨拶をすると、こちらこそな、といつもの顔である。
箱根駅伝見たか、とG氏が聞く。見たよ東洋が強かったね、と私は返す。ずっと見よったん?と。G氏は、いやあんまり見てねぇよ、紅白は見たかと言う。メガサチコはみた、と私は笑う。氏も笑う。でかかったな、意味がわからん、と。

この人ともう2年間の付き合いで、だんだん話ができるようになった。初めは、療法士的台詞の棒読みだった。

患者さんたちは、こうしてひとりの人間を作ってくれる。
素直な気持ちで、頭を下げたい一日です。



父からもらったおみやげを使い始めた。紫の革の手袋とブルーのコインケース鍊
手袋は、かなり気持ちがよい。フィット感がたまらんです。
コインケースはおそらく男物なんだけど、かっこいいからありがたく使ってる。こうなると札ばさみが欲しいな……なんか、どんどん渋いおっさんになっていってるな。
昔、サプリにそんなこと書いてあったなぁ。働く女子がおっさん化するとかなんとか。


夕方、友人Mと長電話。
Mほど人に気を使う人間をほかに知らない。だから元気ない彼女のことは、たくさんのひとが知ってるわけじゃないと思う。