朝、弱い。
仕事があるからという理由によってのみ起き上がる。なかったら私どうすんだ。眠り姫か。

<本日の屋島

空は依然高く、春はいまだ遠く。


その人のところには、昼すぎにゆく。暖かい部屋のなかで大抵その昼寝が終わるころにゆく。彼女と話す時間は、ふかい波の合間にいるような、海に浮いて大きく漂うような、ゆらーゆらーした気持ちでいる。そして海を上がったとき、ぐったりと疲弊している。その疲れで、頭の芯が冴えてしまう。

エンジンは錆び付いていなかったようで、今日も午前様。地を掘り、進むようにして深夜仕事をしている。体は地面に埋もれていくようだ。頭だけ高く高く。
今はこれが必要なこと。


本日のおやすみドリンク:レモン湯