あそこに並んで見えるのは何のひかり

昨夜3:00a.m.まで、M姉さんとストレッチ&マッサージしまくって、朝。

早くから起きて1時間ほどの朝ジョグを終えた姉さんに起こされて朝の露天風呂へ。私は朝練習なんて思いも及ばずに揺れ動く夢のなかにいた。連れていかれたのは、瀬戸内の海が見える気持ちの良い眺望風呂だった。


しっかし、足痛い!
ヒラメさんとヒフクさんが激怒してる。ケンカしてんのか共謀して怒ってんのか、それさえ定かでないけど。とにかく階段上れないし、下りるなんてもっての外!!私が急に無茶苦茶な使いかたしたから、彼女らはマジギレしているのであろ。ごめんよヒフクさんもヒラメさんも。


どうしても仕事に出ないわけにいかず、朝のうちに道後をでて、昼から職場へ。

研修期間と土日の間に、先輩に担当してもらっていた患者さんは良くなっていた。急性期って回復力がすごい。
治りゆくのも人間、治ることがないのも人間。因果応報は、私はこの先もずっと信じないと思う。


一度職場を切り上げて、高松空港へいそぎ、東京へと帰る旧朋を見送る。バスで帰るというM姉さんだけ乗せて、カフェumieへ。夜のumieの一番窓側の席は、行き交う船の光がゆっくりと流れて入っては出ていくのが眼前に見える。どこから来てどこに行くのだか、それはちょっと現実離れした景色でもある。私はキズで汚れたumieの窓ガラスから、そののろい船たちを眺めることを、もう長い間やめられない。

姉さんは、大会後の決まりなのだといって温かいカフェ・モカを。私は大好きなumie特製クラムチャウダーとクロックムッシュを。同じ時間は二度と来ないことを、クラムチャウダーと一緒に飲み込みつつ、また再会を誓っていた。


誰かと一緒に居すぎた1週間だった。ひとりの部屋に帰ることを思ったとき、ふと土佐文旦の黄色が愛おしくなって買って帰った。