神戸 やがて忘却という名の雨

朝4:30 昨夜のフォーマルスタイルのままで、ベッドに倒れている自分を発見する。


さっきまで、目の前にいたMが居ない。


今、自分を押し潰そうとしているのは、さみしさだと自覚した。まだ明けない神戸の空気のなかで鮮やかに、あーさみしい!!と、思った。たくさんのことが。寂しい、たくさんのたくさんのたくさんの事象たち。
それでも朝は目の前で、たくさんのたくさんのたくさんのさみしい事象たちの中に、これまたたくさんの希望や光や可能性が埋まっていることを思っている。


昼に5人で中華街に行った。お金をたっぷり使ったけど、楽しかったよ。
人を楽しませるのが好きな人がいる、それをおおっぴらにするのが苦手な人がいる、楽しむこと自体が上手な人がいる、まわりを見ながら上手く合わせる人がいる。世界が成り立つ方法をみんな身に付けてきているし、それに苦しんだりもする。


夜の高松行きバスまで、友人Mを付き合わせて神戸に居座った。おかげで、神戸に行ったら訪ねたいとずっと前から思っていたCafe MAHISAに行けた。雰囲気も良かったけど、砂糖さえ加えない、シンプルなミルクティーをあんなに美味しいと思ったのは初めてだ。
つい茶葉を買ってきた。

素敵な週末だった。
ありがとう。多くのひとよ。
またな!