大阪 アイ アム ウロリーナ

朝から桜並木の道をうろつく。
大阪の花は力強く開いてて、指の腹で摘んでもはらはら落ちることない。パサパサという音さえさせて、抵抗している。ヤワじゃないぜ見習えよと言われました。

そらみみ。

見上げる、おおさかのさくら景

昼から、友人夫妻と初船場、初心斎橋、初御堂筋。人がいた、人がいた。アーケード街を抜け、夫妻は、なんばパークスに連れていってくれました。地上からはなれ、ワゴンには菜の花が飾られていた。

結局、かなりショッピングを楽しんでしまった。驚いたのは[豆専門店]なるもの！挽きたてのピーナッツバターや種類豊富な豆菓子や、煮豆にできるうつくしい豆粒たちがつやつやの顔して並んでいた。スープ用のレンズ豆と北海道旭川産の小豆を買った。
あとは、ソースやジャム類を大量に。それから、欲しかった琺瑯のミルク・パン。

まだ明るさ残る空の夕方、夫妻に別れを告げ、旅のおわりはひとり神戸のCafe MAHISAへ。うろ覚えの道の先には、ゆたかーなミルクティーが待っていてくれました。飲み込む度に、深い深い臓腑の奥から、ため息が細長くでてゆく。１時間半ぼんやりして、ゆっくりと暗くなった神戸をあとにした。

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