ミルク色の細い道を振り返りながらも歩いてる
本日な屋島
ソメイヨシノの花は夜、明るいんで!とその人は力説した。電灯なんていらんので!桜があれば何も持たんと夜道をずっと歩くんじゃ!
そんなわけで、夜間、電灯として働かない八重桜なら許して!と少しだけ摘む。終業後、こっそり。
作りたいのは桜の花の塩漬けで、ここのところ患者さんたちから作り方を聴取していたのでした。断片的な知識を繋ぎ合わせたところ、どうやらソメイヨシノではダメらしい。狙うは、その昔清小納言に醜いとやゆされた八重の花です。
さて、そんな今日はジムで少しだけ走る。
よるみる
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: DVD
- 購入: 5人 クリック: 280回
- この商品を含むブログ (227件) を見る
魚喃キリコ本人が出演しているうえ、他の女優さんに勝るとも劣らないその美しさ(とくに身体)に見とれます。最も原作に忠実だったのは"ちひろ"の彼氏の"永井さん"。驚きましたが、加瀬亮でした…以前見た際には気にしてなかった。相変わらずの髪型でどこかがおかしいけれど、そのままスーツもスマートに着こなす流石。いい意味でも悪い意味でも、原作から最もイメージが離れたのは"里子"の池脇千鶴だと思いました。
『あんなつらいことを乗り越えたあたしには、なんだってできる気がしたんだ』
みんな救われようとするけどそんなに上手くは救われないで、それでも毎日すごしていく。4人の女の人の弱くて暗い部分、それらのすべてを自分が持ってると明確に自覚する。だから4人が同じ海を見ているラストは、ある種の救いです。多分厳しくはない、甘えをも許す、それでも必要かもしれない。