自転車こいで海を見にゆく

昨夜の夜更かしのせいか10時までインザ布団。起きる間際の浅い眠りが長くとれるこんな日は、一番苦しい。遅い朝のひかり、休日の明るい空気、部屋にできる日だまりときれいな陰。もう卒業させてくださいよ神様。

だから、無理やり黄色の自転車で出かけた。明るい軽い黄色のね♪

海へ

海を目指したわけではないけど、ふと左を見たら広がっていた青。静か、自分の一挙一動、息のあえかな音がするくらいに。すべる自転車をとめて、線路を越えて砂辺へおりる。ひとり180°景色の半円形の中心に立つと、気の遠くなる切なさだ。春過ぎて夏来にけらし。

道の先で素敵な珈琲店をみつけた。店内から香が流れ出てくるのを自転車からキャッチ!して、自分は飲まないのに、ついつい入る。『珈琲堂 和楽』

豆を買って、珈琲の好きな父と母にゴールデンウイークの里帰り土産にした。

道の駅

近くにあるのでなかなか車では寄らなかった道の駅・牟礼へ。なに、道の駅ってすげー楽しいね!何やらテンションがはね上がって、海の見えるベンチで源平ソフトをひとり貪る。

14:00 藍染め館『もえぎの里』

今日の個人的メインイベントだったのに…閉まってるやんー(>_<)
というわけで、場所だけ確認した。また次の機会にね。

15:00 展覧会 『古民家で見るフランス近代絵画展』@四国村ギャラリー


時間もあったので、気になっていた四国村ギャラリーに行ってみた。ペダルをこぐにつれて鮮やかになる躑躅に包まれた世界が、狂うほどに美しかった。薄明るい黄緑がちらちら揺れると、静かに目眩が襲う。入口でおばちゃんからチケットを買っていたら、トラさんが見上げてきた。こんにちは。

展示自体は長細い地下展示室に10点ほどの小さなもの。思っていたほど古民家の色を強く押し出したものではなかったけれど、誠実な印象の小部屋だった。モネの年表が一画を占めており、肉筆の残る手紙や詳細なプロフィールが見られる。デッサン類が多いせいか、半数ほどは描き散らした印象のがあって、私はピカソの『左の顔の女』という絵が好きだった。赤い、というより朱のスカーフをした女の横顔デッサン。しばらく眺めて、人がきたので中庭に出て、ゆっくり生姜糖をなめた。
ギャラリーを出てから四国村のなかを散策。ひとりガシガシと歩くのは案外好きみたいだ。四国村は四国の名所がミニサイズで再現されていてなかなか面白い。


花が咲き乱れていたのでここに記録しておこう。





散策の最後は『』冷たいグルジアティーなるものをいただく。何が出てくるかドキドキしながら待っていたら、どうもシナモンの強いアップルの香のする紅茶だなあ。

18:00 古着屋さん

ノリで入ったお店にて。くじゃくの羽のプリントTシャツ見っけ買い♪去年のこの季節、何度も孔雀を見に行きましたっけ。あんな立派な羽は人間にはもったいないね。

はしる

ジョグ30分、ヨガ60分。今日は自転車で走り回ったから、結構ぐたりとしてた。
フェイシャルアロマはデコルテしっかりお願いします、などと勝手な注文したら相当念入りにしてくれた。でも「これはフェイシャルでは無理」とお姉さんも音をあげる肩の張りで、次は全身にしてもらうことにした。しかし気持ちいい…。
今日はおとなしく眠ることにする。一日かけて良質な眠りの条件を揃えてきた感じだ。

おやすみブレンド:ジャスミンストレート