鱗の裏に海をかくして17

木天蓼:和歌山

早朝6:00 悲しい夢の途中で友人Aに起こされる。2月の福岡に続き、2度目だ。いつも彼女は悪夢から助け出してくれる(^_^;)

朝ごはんに、たからのすもも大福を頬張って、いざ出陣!
7:03 まずは鈍行で2時間、徳島を目指す!ろくに寝ていないのに我々のテンションは絶好調で、夏の光を浴びながら喋りつづけ、ついに福岡名物めんべいを食べ尽くす。
9:17 予定通りに徳島駅着。徳島駅は予想より大きいし駅周辺は結構な街だ。…けど、全然店が開く雰囲気もないので、さっさとフェリー乗り場に移動することにした。っと、その前に美味しそうなパンの量り売りを発見、購入、摂食。
10:00 徳島港着。切符売り場に入ると同時にうどんだしのたまらないいいにおいにやられる。私は月見うどんを、友人は徳島ラーメンを。11:00のフェリーに乗り込み、ごろ寝コーナーで揺られ出したあたりから友人が一気に眠りの森へ旅立ってゆく。私も、走り回る子供の奇声にうなされつつ、寝ぼけて何故か千葉の旧友に発信履歴を残す。
13:00 和歌山港ついに到着。南海って感じがする!暑くて太陽が近い。

14:00 ほぼ初対面である、友人Rの旦那さんのご両親に拾ってもらい、国道を南下してR宅へ。

幸せのかたち

以前会っている女の子が成長していて、感動した。意志を持って動き始めるってこういうことなんやね、と思った。わさび食べたときのショックに似て、そりゃもうほんとにかわいさにノックダウンされる感覚です。
陽が傾いてから、紀三井寺に登った。夕方で、石段にこもった熱気が静かに上がってきていた。蝉が狂ったようにうるさくて、それは逆に無音の真空のようだった。目の前を、学生時代の友人がふたり、小さな女の子を挟んで手を繋いでゆらゆら上がってゆく風景に、一瞬立ちくらみがした。
すべては夢みたいだ。でも決して夢ではない。何もかもね。

和歌山に集え

早くも、次の和歌山召集が暫定的に決まった。

夜中、懐かしい空気のなかでゆっくり眠れた。
エンジェル2号の寝顔は、やばい。可愛すぎる(>_<)