よろしく葉月

夜風のなかから

混沌のままに文月がゆき、頭痛とともに葉月が到来だ。

風の渡る場所で、闇にひかりを見上げ、ビールを飲み、音はなくて、夢かと見紛う、つい笑うこともある。

まるで清算するように、今さら連続して夢をみる。見れば見るだけ失ってゆけ。楽に楽に。