深夜のまな板 光る烏賊の背中1


なんとなく心の隅に引っ掛けながらも、ふとわがページを開いてみれば、最終更新日から早3ヶ月のときが過客となっておりました。

2010年も異様なあわただしさを匂わせながら、まもなく幕を閉じようとしております。

 

患者さんが言っていた。12月のカレンダーはどうも詰まって見えるって。

 

この秋は、振り返る余裕のないほど前のほうばかり見てた。

それは案外に安楽であり、安穏として、安全の保証された領域でありました。

徳之島、広島、横浜、鳥取、東京、大阪、徳島剣山、和歌山・・・行動範囲は広く、毎週のようにトランクを抱えて駆け回る週末とそれに費やすウィークデイは、ああ何と恙無く引っかかりなく流れゆくことか。流れながれすぎて、そろそろ危険を感じ始めた。水を堰きとめることに尽力しようかと思います。覚えておきたいことは、遡ってでもすこしずつアップしていこう。

 

 

いつも頭のなかで反芻するキーワードは相も変わらず「記憶」「生活」「喪失」それから「悪意」。すべては別々のこととして。

 

さて、まずは再開!